大人の発達障害の特徴と症状と対処法

大人の発達障害が社会的に顕在化しています

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大人の発達障害についての知識と関心がマスメディアなどを通じて、確実に浸透しています。

 

「この人なんとなく付き合いづらい」

 

「なんであの人はいつも空気を読めないの?」

 

学校や職場での人間関係の中で、そのように感じる人がいるかもしれません。

 

また、そのように感じさせている当の本人も、無意識に人を不快にさせたり、傷つけてしまうこともあり、その原因が分からずに、人知れず悩み苦しんでいる場合もあります。

 

もしかしたら、その原因は発達障害によるものかもしれません。

 

特に、この記事では大人の発達障害について取り上げたいと思います。

 

大人の発達障害の中でも、

 

・ADHD(Attetion-Deficit/Hyperactivity Disorder:注意欠如、多動症)
・自閉スペクトラム症
・限局性学習症

 

代表的な3つの障害が挙げられます。
今回は、ADHDの特徴や症状について取り上げ、理解を深めたいと思います。

 

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ADHD(注意欠如、多動症)の症状や特徴は?

ADHD(Attetion-Deficit/Hyperactivity Disorder:注意欠如、多動症)の主な症状はどのような困難として現れるのでしょうか?

 

主な症状

不注意による困難:会話や会議などで人が話している時に集中することが難しい。記憶することが難しい。お金を管理することが著しく苦手である。

 

多動性:相手に構わず一方的に話をしてしまう。腕や足など常に体のどこか一部を動かしてしまう。

 

衝動性:頭に浮かんだことなどをすぐに口にしたり行動に移してしまう。

 

ADHDにみられる症状の現れ方には個人差が大きいです。全ての症状が当てはまる人もいれば、どれか一つが突出して現れる場合もあります。

 

また、こどもの頃は多動性が強くみられるものの、年齢を重ねるにつれて不注意の症状が強く現れる傾向がみられる場合もあります。自身の置かれる立場や状況によって変化することがあります。

 

実生活での症状の現れ方

多動性に起因する問題
・集中しなければいけない場面(学校の授業や職場の会議)で落ち着きを保てず、話に集中できない。また、貧乏ゆすりをしてしまったり、首をひねり続ける、指先で遊んでしまうなどの症状がみられる。

 

・家事でもひとつのことに集中できない。お風呂の掃除をしようと思っていたのに、テーブルの上が気になり、途中で切り上げてテーブルの掃除を始めてしまう。また、どちらも終わる前に、また別の家事を始めてしまったりする。

 

・友人との会話の中で一方的に自分の話ばかりをしてしまう。

 

衝動性に起因する問題
・場面にそぐわない不用意な発言をし顰蹙を買ってしまう。

 

・重大な決定事項などを関係者に十分に相談することもなく独断と偏見で勝手に決定してしまう。

 

・相手に心象に配慮することなく思ったことを発言し、不快感を与えたり傷つけてしまう。

 

・少しでも気に入らないことがあると、感情を爆発させ徹底的に叱責してしまう。

 

不注意に起因する問題
・忘れ物が常習化する。

 

・宿題などの課題がこなせない。

 

・書類の提出などの期限が守れない。

 

・ケアレスミスを何度も繰り返してしまう。

 

・正整頓が苦手で、部屋の掃除ができない。

 

・お金の管理が苦手でずさん。財布や携帯電話などをよく失くす。

 

・集合時間や約束の時間を守れない。よく遅刻する。あるいは、約束そのものを忘れてしまう。

 

・会話や電話などで相手の話に集中できず、内容も覚えることが難しい。

 

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ADHD(注意欠如、多動症)本人と周囲の対応方法は?

ADHDの症状への対応は、本人の努力だけでは難しい場合があります。

 

家族のみならず、学校や職場でも理解を深め、社会的な枠組みの中で協力体制を持つことができるのが理想的といえます。

 

自分自身の行動にはどのような特徴があるのかじっくりと把握し、問題や困難な状況が発生の予防に努めること、あるいは、発生しても落ち着いて対処することが出来るようように日頃から準備しておくことが重要です。

 

ADHDへの対応方法

環境を整える

 

課題や用事を済ませることが出来ない場合:一度のこなす作業量を細かく分割し、心理的ハードルを下げてみる。

 

忘れ物や失くしものが多い場合:必要なものをリストアップする習慣をつける。持ち出す必要があるものは必ず目に付く特定の場所、玄関付近などにまとめて置く習慣をつける。失くしものを防ぐ方法としては、ものを分散して持たず、ショルダーバッグなど身につけ続けているカバンなど一箇所に収納することを決めておく。

 

約束の日時、提出期限などが守れない場合:約束や予定した時間を忘れないようにするために、よく目立つカレンダーなどの大きな字、赤い字などで記入する。また、事前のアラームを設定する。それだけでは不安がある場合は、約束場所、約束時間を守る行動をとるためのイメージトレーニングを繰り返す。

 

薬物療法
・具体的には病院などで診断を受け処方してもらって下さい。

まとめ

ADHDで悩む人は、本人の努力だけでは改善、問題の解決が難しいことが多いです。

 

周囲の人も、ADHDへの知識や理解がなく、空気の読めない、悪意がある、能力に欠如する人と決めつけたり、あるいは、親のしつけや育て方が悪いと非難してしまうこともあります。

 

しかし、そのような捉え方、反応の仕方は、誰にとってもメリットはありませんし、改善の余地が生まれません。

 

ADHDであることも、その人の個性として捉え、お互いがバランスをとって人間関係を築いていくことが、これからの社会をよりよいものとするために重要であると思います。

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