恐怖症はどこに原因があり、どうすれば克服できるのか?

生きていくうえで多くの困難をもたらす新奇恐怖症(ネオフォビア)

新奇恐怖症(ネオフォビア)とはどのような症状を指すのかいうと、
例えば、新しい人と出会うことや新しい場所に行くことなどに対して
不安感や、嫌悪感、恐怖の感情を覚える症状指します。

 

未知のものごとに接することで、
身体的には、動悸、息切れ、呼吸の乱れ、脈拍の乱高下、
めまい、吐き気、体の震え、硬直感などの症状が現れる場合があります。
どのような症状が現れるかは人それぞれ、
抱える状態の重さによって異なります。

 

 

新奇恐怖症(ネオフォビア)の症例

Rさんが新奇恐怖症(ネオフォビア)の症状を覚えたのは、
小学校に入学することになった時期でした。

 

それまで保育園や幼稚園に通うことなく育てられたRさんは、
小学校という新しい環境、会ったことのない大多数の同級生に
接した時に大泣きを始めたそうです。

 

ご両親は、幼さゆえの緊張や驚きから出た症状であろうと判断し、
時間の経過とともに慣れるであろうと考え、
特別に気を払うこともなかったそうです。

 

その後も、Rさんはなかなか学校に馴染めず、
友達を作ることもままならず、
学校の中でもいつも一人でなるべく人目のつかない
場所で過ごそうとしている様子が担任の教師より
両親に報告されるようになりました。

 

ご両親としては恐怖症などに関する知識もなく、
Rさんが引っ込み思案の性格であることが原因だろうと
判断し、より新しい環境に接する機会を与えようと
考えたのでした。

 

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新奇恐怖症(ネオフォビア)の原因はどこにあるの?

Rさんのご両親のとった行動は、
飽くまでもRさんの今後のことを考え、
少しでも耐性をつけて欲しいとの考えでしたが、
残念ながら裏目に出てしまいました。

 

学習塾やピアノ教室、地元のサッカークラブなどに
Rさんを通わせることでRさんの成長を図ろうと考えたのですが、
そのような場を設けられるたびにRさんは塞ぎ込むようになって
しまいました。

 

時には地域のこどもに頼んでRさんと遊んでくれるよう
計らいましたが、Rさんの態度に変化がみられることは
ありませんでした。

 

Rさんの未知のものに対しての恐怖を表す症状は、
その後成人になっても続くのでした。

 

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新奇恐怖症(ネオフォビア)を改善・克服するには?

Rさんの症例が新奇恐怖症(ネオフォビア)であると
確実に断定できる訳ではありません。

 

先天的な原因によるものか
後天的な原因によるものなのかも判断が難しいところです。

 

時にはRさんのご両親のように良かれと考えて起こした行動が
望まぬ結果を招く場合もあり得るのです。

 

知識も経験もないままに改善を試みたことで、
Rさんに対してより大きな苦痛を与える結果となってしまったようです。

 

人それぞれに違いがありますので、決してあせることなく、
専門機関や専門家、カウンセラーなどの力を借りながら
適切な対処法、克服方法を見つけ出していくことが望ましいと思います。

 

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